2名の素敵な紳士たちも含め、なんと14名の方々にご参加いただきました。
ご持参いただいた色とりどりのエプロンを身にまとった生徒さんたちが、パオラ先生をぐるりと囲んでレッスン開始。

まずはグラーシュから。
パオラが「時間も大切な調味料」と言っていたとおり、時間をかけてじっくり煮込む事が何よりも大切。それだけ心がければ、あとは簡単!玉ねぎを軽く炒めたら肉とスパイス、ワインを入れて、はい、終わり。


お次はイタリアでいうところの「Contrno(コントルノ)」つけ合わせ。Soffocato(ソッフォカート)と呼ばれる蒸し煮料理。白菜とリンゴを鍋に入れ、蓋をし、蒸し煮にするだけ。これまた簡単。白菜からは水分がどんどん出て、リンゴの甘みや香りが染み込んでいきます。この日は14人分とあって、おっきな白菜を丸ごと1個使いました。いっぺんには鍋に入らないから2回に分けて押し込む押しこむ。


3つめはFrittele di meleりんごの揚げ菓子。
ヴェネツィアでは2月11~21日まで恒例のカーニヴァルが開催されています。真っ最中の週末18日は、現地が盛り上がりに盛り上がっていたに違いありません。そんなわけで、カーニヴァルに食べられるこの揚げ菓子をパオラが料理教室のメニューにいれてくれました。ラム酒やレモンの皮も入った甘い衣に輪切りにしたリンゴをくぐらせて、きつね色になるまで揚げます。

最後はグラーシュに添えるポレンタづくり。
これはもう、料理というか作業に近い!お湯にポレンタ粉を少しずつ加えて、ぐるぐるぐるぐるひたすら混ぜるだけ。最低20分。30分以上時間をかけると、一層おいしくなります。交代で皆さんに混ぜていただきました。

さて、ポレンタができれば、あとはもう食べるだけ!
お待ちかねの乾杯です。Salute!!!!! e Buon apetito!!!!!!

まずはできたてのポレンタとグラーシュ。あわせたワインはヴェネトの赤ワインの王子ヴァルポリチェッラ。

ソッフォカートにはパオラの故郷の白ワインリボッラ・ジャッラ。

フリッテッレには最後にシナモンをふりかけます。

皆さんが新鮮だとおっしゃっていたのは、野菜の切り方。
例えば白菜は横にざくざく切る。そして、リンゴも横にざくざく切る。


りんごの皮むきもみんなでやるとなんだか楽しい。

最後はそれぞれパオラと記念撮影。お料理上手なジェントルマンたち。

本当に楽しくて有意義で貴重な時間でした。
Grazie tutti!!